ヤマブシタケとは サンゴハリタケ科に属するキノコで、中国・日本だけでなく欧米やアフリカにも分布しています。中国では、(熊の手)(なまこ)(ふかひれ)と並ぶ山海の四大珍味の一つとして高級料理に用いられると共に、薬膳の素材として珍重されてきました。薬膳とは、滋養強壮や病気の治療を目的として、薬効の有る食物や生薬を何種類か組み合わせて作る料理のことです。漢方では、ヤマブシタケの基本的な効用として、抗腫瘍作用・抗胃潰瘍作用・免疫増強作用の三つをあげています。ヤマブシタケの効果は、病気の人だけでなく、健康な人の活力源としても、大いに有効です。
ヤマブシタケの成分 ヤマブシタケには、健康を保つ上で欠かせない栄養素がたっぷり含まれています。良質なタンパク質・私たちの体の中では作り出せない七種類の必須アミノ酸。ミネラル類では、女性の貧血防止に不可欠な鉄をはじめ、骨を強くするカルシウム、高血圧対策に有効なカリウム、心臓を健康に保つマグネシウムなどを含むほか、ビタミン類では、神経系の働きに必須のビタミンB1・B6、活性酸素の害を抑えるB2、およびビタミンDを含みます。ビタミンの仲間で、エルゴスチロールという日光(紫外線)に当たるとビタミンDに変わる物質も豊富に含まれています。
研究効能 ヤマブシタケに脳細胞を活性化させる成分が含まれていることが初めて発見されたのは、静岡大学の河岸教授と岐阜薬科大学の古川教授との共同研究によってでした。それらの成分は、『ヘリセノン』及び『エリナシン』と命名されました。これらは、天然物としては、世界で初めて発見された「NGF合成促進物質」でした。キノコ類の中でも、ヤマブシタケにしか含まれていないと言われています。
神経成長因子(NGF)合成促進物質 神経成長因子(NGF)とは、脳の健康に有効な物質と期待されている、脳内で作られるタンパク質です。脳の中に有る前脳基底核コリン作動性神経細胞(BFCN)の働きを活性化させるのが、NGFです。
抗癌効果について、主に研究したのが,静岡大学の故・水野名誉教授でした。水野教授は、アガリスクという南米・ブラジル原産のキノコに「βーDグルカン」という抗がん効果の高い成分が含まれていることを発見した方です。水野教授は、アガリスクの2倍の「βーDグルカン」が含まれていることを突き止めました。
期待効果
抗腫瘍抑制 「βーDグルカン」及びヤマブシタケにしか含まれていない活性多糖体「ガラクトキシログルカン」「マンノグルコキシラン」による。
脳細胞活性化 「ヘリセノンD」「エリナシンC」による。
様々な感染症・アレルギー疾患 「βーDグルカン」は、免疫機能が低いもの(感染症)は、高め、免疫機能の高すぎるもの(アレルギー等)は、抑制する働きがあります。
活性酸素除去 全食品中トップクラスの、含有量のSOD酵素が、活性酸素を除去します。動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞・リウマチ・痛風・糖尿病・老人性痴呆症の予防。身体の老化を防ぎ、美容・美肌効果。
骨粗鬆症 「エルゴステロール」による。
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- 2006/04/08(土) 13:49:38|
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